2008年09月15日

土の耐火度

家の近辺のいろんなところの土を少しだけ採ってきて砕き小石などを取り除き、窯の隅の空いたところで焼いてみるのは、おもしろいです。
家の近辺の土は、そのままで焼くと1200度以上では溶け気味で真っ黒になってしまうものが多いようです。
地質図を買って調べたところ、だめになる土は大昔に海底で堆積したものが泥岩となり、それがまた砕けて土になっていったものが主だと思われました。海の中で堆積した土は高温になると土を溶かす作用をする物質が多く含まれていて高温で焼くと溶けるそうです。
しかし家の近辺にもまともに焼ける土もあります。こういう土がどうやって誕生したか興味あるところですが、詳しいところは分かりません。



Posted by やまおやじ at 07:00│Comments(2)
この記事へのコメント
土の成り立ちと陶器になる土の違いですか。興味深いですね。
地質図まで買って調べたとは!
ところで縄文土器って野焼き?ですよね。
焼成温度が違うとまたできが違うんでしょうね。
 こねて焼いてみたら、石や土の成り立ちが身近になりそうだと感じました。
Posted by あゆこ at 2008年09月15日 09:51
オオカワさん こんにちは

縄文土器は野焼きで、上部を囲った熱の逃げない構造で焼いた
窯よりはかなり低温で焼かれていると思います。
焼成温度が違うと同じ土でもまったく表情が違ってきます。
オオカワさんも機会があったらぜひいろいろな土や石を
焼いてみてください。
地質図を買って勝手な想像をするのは楽しいですよ。
Posted by やまおやじやまおやじ at 2008年09月16日 06:47
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