2011年03月20日

支援活動されている方からのメール

去年から入れて頂いているナチュラリスト講座で友人になって下さった方のところに被災地の一部で支援活動されている方からメールが届きました。

具体的に必要な支援物資などが示されていますのでこのブログでも紹介させていただきます。


皆さんへ、

この度の東北関東大震災に際しまして、お亡くなりになられた方々や現在、避難所での生活を強いられている方々をはじめ、被災された多くの方々に心からお見舞いを申し上げます。

岩手県花巻市在住の小原ナオ子です。この度、同時にメッセージを送信させていただいている方々の中には、個人的に親しくさせていただいている方々はじめ、内閣府主催の「世界青年の船」に参加青年として参加した10回及び、その後再び乗船する機会に恵まれた19回の仲間、OB会組織であるIYEO、岩手県IYEO、「国際青年の村in岩手」の仲間、「JICAの技術研修」等でお世話になった方々や、、あるいは他の仕事でお世話になっている方々がいらっしゃいます。

ご存知の通り、非常に広い範囲で被害があり、どこでも大変な状態です。支援にも様々な性格や目的、対象があることと、被災から1週間が経ち、次の段階へと支援活動が移行する時期でもあります。私が責任を持って実施可能な支援活動を開始出来る状態になったことから、皆様にご支援を賜りますよう具体的な提案をしたいと考え、この度このようなメッセージを送信するに至っております。

<支援策>
支援を絞って出来るところをやって行きたいと思います。宅配便サービスが再開したことを踏まえ、皆さんが対応する時間、宅配に必要な時間、及びこちらでの作業時間を考慮しました。

第一に、物資支援として支援物資の受入と分類作業。特にも、仮設住宅やアパートでの生活が開始した際の物資の支援に着目します。 (18日に釜石市を訪ねた際、仮設住宅申し込みが始まり、早ければ3月中にも入居可能という説明があったということでした。)

第二に、物資の配達。有効な手段を都度判断し、自治体、支援団体、ボランティア仲間などで協力して避難者の手に渡るように運搬します。

第三に、仮の住まいが決まるまでの間、入浴可能な施設等へ避難者をご案内すること。
場合によっては、我が家に一泊してもらうこと。しかし、残念ながら、この活動は我が家の自家用車のガソリンが確保出来なければ実現しません。

対象地:私の自宅から最寄である、岩手県釜石市、大槌町、大船渡市とその近隣地域

皆さんにご協力をお願いしたいのは、物資支援です。次の物資の支援を受け入れたいと思いますので、ご協力できる方はぜひ以下をご覧下さい。これらは、18日に釜石市と大船渡市在住の友人とその家族の安否を確認に行った際、今後必要になるだろうと思われた物資です。もちろん、以下の物資には今すぐにでも必要な物資とそれを必要として
いる方々がいると思います。臨機応変にニーズに対応したいと思います。対象地域についても同様です。分類や避難者の方々への配布を可能な限り円滑に行うために、次のと
おり項目ごとにまとめました。

(1)衛生1
石鹸、歯ブラシ、歯磨き粉、タオル、洗濯洗剤、台所洗剤、ビニール手袋、雑巾、小型
ほうきと塵取り
(2)衛生2
生理用品(ナプキン、生理用ショーツ)、ベビーおむつ、ベビーおしり拭き
(3)衛生3
介護用品(介護用おむつ、大人用おしり拭き、など)
(4)衣料1
下着(シャツ、パンツ、靴下、下ズボン)
(5)衣料2
大人用衣服
(6)衣料4
乳幼児衣料
(7)衣料5
子供衣料
(8)赤ちゃん用品
お世話に必要な物全般(ベビー綿棒、爪きり、哺乳瓶、粉ミルク、母乳パット、ガーゼ
、除菌シート、湯温計、体温計等)
(9)調理器具
フライパン、鍋、フライ返し、菜箸、ひしゃく、ボール、大小様々なザル
(10)調味料
味噌、醤油、塩、砂糖、胡椒、調理用油
(11)食器
茶碗、汁椀、大小様々な皿、スプーン、フォーク
(12)食料
乾麺(ラーメン、蕎麦、うどん、ラーメン、など)、米
(13)生活用ペーパー類
トイレットペーパー、ポケットティッシュ、ティッシュ、ウェットティッシュ

送付方法:
①上記の中で調達出来る物資を検討し調達願います。
②項目の物資を数多く調達出来る場合は、同じ箱にまとめてご送付願います。その際、
送付伝票の内容欄に、上記(1)から(13)を明記して下さい。
③上記物資の限られた項目を同じ箱でご送付頂く場合は、内容欄に該当項目番号を明記
して下さい。
④上記物資を少しずつご寄付頂く場合は、内容欄に(14)とご記入下さい。

送付・分類・保管先:
住所 〒028-0151 岩手県花巻市東和町落合2-24-2 小原ナオ子宛
電話 0198-42-2372

以上です。


下追加の文面が届きました。

1)受入期日:4月4日消印有効。
発送について期日を設けたいと思います。どれくらいのご支援をいただけるか分からな
いのですが、物資を送付下さる方は、4月4日の消印まで有効とし、一度、受入状態の
整理と必要物資を再検討したいと思います。

2)協力依頼物資:
「(12)食料」に、高野豆腐と焼き海苔を追加します。








Posted by やまおやじ at 13:08│Comments(2)
この記事へのコメント
やまおやじさん、生きてますか?
本当にこの大震災の規模は大きすぎて、楽観的な私でさえ、地震後、二週間余りは、仕事以外の事はほとんどできずに、帰宅後、ず〜っとテレビという状態が続きました。
こんな中でも支援の輪は確実に広がっています。それは、大震災で巨大な暗闇のあちらこちらで、薄明るいところが沢山できて、明かりの雫が水の表面に落ちる雨の雫のように広がっていっている、でも暗闇が余りに巨大なので、ぼんやりと明るい所が広がっている感じ。それは、日本国内だけでなく世界中の人達の支援へと広がっていると感じます。みんながみんな同じ事をする必要はなくて、それぞれ日々日常的に行っていることが、直接的にあるいは間接的に結びついていくのだと思います。
変な例えかもしれないですが、ドバイの競馬で日本産の馬が最後尾からダッシュして優勝というニュースは、復活への勇気や希望に結びつく気がします。やまおやじさんのフクロウは福に結びつくかもしれません。
やまおやじ日記も復活するのを楽しみにしている人達がいっぱいいるかもしれませんよ〜
Posted by レイア at 2011年04月02日 13:07
レイアさん ありがたいお言葉ありがとうございます。

まぬけな、やまおやじ日記も近いうち復活させます!
Posted by やまおやじやまおやじ at 2011年04月03日 17:15
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